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「練習場所の選び方」 実はとっても大事な補助輪なしデビューの要素!4つのチェックポイントを紹介します

皆さま、ご機嫌いかがですか。関東4県を中心に自転車に乗ってみたい方向けのアジア自転車教室を運営している松永です。シリーズ初回の記事「補助輪なしデビューを前に自転車を買いたい!そんな、乗れない人の自転車選びではずせない4つのチェックポイント」 では、自転車に乗りたい方のための自転車選びについてお話をしました。


自転車が手に入ったら、次に必要なのは練習ですが、練習場所に悩んでいる方も多いですね。今回のブログでは、そんな自転車デビューをするための「練習場所選び」をご紹介したいと思います。


さて、「練習場所選び」とひとくちに言っても、「近所の広場や道路、そこで練習すればいいじゃないか」「練習場所選びなんて気にする必要ないよ」と思われるかもしれません。いえいえ、そんなことは全くありませんよ。とっても大事な【自転車に乗れるようになるための要素】なんですね。今回、端的に4つのポイントをご紹介したいと思います。



1つ目は「NGな場所・危険な場所を避ける」こと



アジア自転車教室 自転車の練習場所
自転車乗り入れ禁止の標識のある場所はNGですよ。

これが練習を始める前の基本的な条件ですね。


「NGな場所」というのは「自転車の乗り入れが禁止されている場所」です。(スーパーの)駐車場や空き地(私有地)等を指します。最近では公園でも乗り入れを禁止している場合がたくさんありますね。事前に必ず、公園内の立て看板やホームページ、あるいは自治体に確認をとりましょう。「危険な場所」というのは車が往来している道路、歩行者がたくさん歩いている歩道等です。こうした道路等での練習も厳禁。必ず控えましょう。


2つ目に大事なのは「縦の長さに加えて【横幅が広いこと】」


2つ目はズバリ、「横幅が十分あること」です。


縦の長さはもちろんですが、それに加えて横幅が大事ということです。「まっすぐの距離(縦の長さ)」、これが大事なのはわかりますよね。前に進んでいく練習をするわけですから、支える人に手伝ってもらいながら、前へ前へと漕いで行く。だから「前の長い距離=長さ」、これが大事なのはもちろんですね。


ただ「横幅」。これも大事にして場所を選んでみてください。なぜかというと、自転車練習で最初は、必ず漕ぐことが怖くなって、足をペダルから外したり、体を傾けてハンドルを曲げたりするものです。その時に必ず、左もしくは右へ曲がってしまいます。横幅が狭いと、壁やフェンス、植え込み等にすぐぶつかってしまいます。これでは、ペダルを長く漕ぎ続けることができません。もし横幅が広ければ、倒れかけても、一緒に支えている人がうまくサポートしてあげることができると、漕ぎ続けることができるのです。漕ぎ続けて、クルッと曲がって進んでも「あれっ倒れないぞ!」ということが体感できるようになってきます。「怖いけど倒れない」ということが理解できるようになりやすいのです。前へ進むのが怖いので、すぐ体を倒しがちになるのですが、横幅がせまいと、やっぱりこういう風に漕ぎ続けることができなくなります。横幅が広いと倒れかけても支えて、曲がっても支えて、とにかく漕ぎ続けることができます。このことを意識して頑張ってもらうと、乗れるようになるまでの時間が短くなってきます。旋回してもいいので、乗れるようになってしまうのです。


不思議なことに、一回転、Uターン・曲がりきってしまうと、そのあとは真っ直ぐ行けるようになってしまってきます。「曲がっても倒れない」ということが頭の中にインプットされて、成功体験として、「自転車に乗れることが怖くない」ということを認識するから。そんな風にして私たちアジア自転車教室では考えています。横幅が広い場所。これを意識して場所選びを行ってみてください。



アジア自転車教室 自転車の練習に向かない場所
横幅の狭い道路例。長さは申し分ないのですが幅がもう少しあれば練習に最適です


3つ目に大事なのは「平らなこと【地面の質】」です


3つ目ですが、地面の質についてお伝えしましょう。


これは理解しやすいかと思います。地面が凸凹していると、やはり怖くなって漕ぎ続けることが難しいと思います。ガタンガタンとなって危ないですよね。足がペダルから外れたり、あるいは体も傾きやすくなったりします。穴が空いていたり、(極端な)傾斜があったりすると転倒のリスクもあって危ないです。「地面が真っ平らであること」。これがやっぱり大事なのですね。となってくると「土の地面、あるいは芝生の地面」、これらは以外と凹凸があったり、見えない段差があったりしやすいので自転車の初めての練習の時には、適切な地面とは言えない、と私たちは考えています。


アスファルト等の地面、土でも芝生でもない地面。可能ならそういう場所を選んで練習することをお勧めします。

(補足)アスファルトの場合、万が一転倒すると擦り傷・切り傷のリスクもあります。ヘルメット、手袋、長袖長ズボンで練習するようにしてくださいね。


アジア自転車教室 練習に向かない場所
芝生の地面例。穴や段差が隠れているので転倒リスクにきをつけなければいけません


4つ目に大事なのは「視野が開けていること【開放感】」


最後の4つ目になりますが、これは、周囲を見渡せるくらいの開放感になります。障害物のない広々と感じられる場所、ということです。閉塞感のあるクローズされた場所、住宅街、ビル街といったような、壁やお家、建物に挟まれた場所で練習すると、「衝突してしまうのではないか」と感じやすいものです。場所的には広くても、壁があって狭く感じたりしてしまうと、漕ぎ続けるということに対して、「すぐ壁が迫ってくる」ように感じたりしてしまいます。安心して集中して練習することが難しくなりますね。周りが見渡せて広々としている開放感がある場所。できればそういったところで気持ちを落ち着かせながら集中して練習することも私たちはお勧めしています。


下の画像は、アジア自転車教室が会場として利用している新横浜の「日産スタジアム周辺・新横浜公園」, 東京・世田谷の「駒澤公園」です。どちらも、ご覧の通りの開放感で、地面もフラット。もちろん、自転車の乗り入れも許可されている場所になります。


このような場所があれば、安全に、そして安心して自転車の練習ができますね。


さらに、「アジア自転車教室は、保険が完備されている」という点もあり、さらに安心してレッスンに取り組めます。大人のマンツーマン自転車教室では、頻繁にこの会場でレッスンを行っています。安心して、これら横浜会場や東京会場でのレッスンをご指定ください。



アジア自転車の練習会場でもある横浜会場
見渡しの良い新横浜公園会場

アジア自転車教室の東京会場
広々空間の駒沢公園会場


【補助輪なしデビュー】シリーズ第2弾ということで、今回は、「練習場所選び」について考えてみました。いかがでしたでしょうか。まとめると、以下の4つのことに注意して場所選びをしてください。

  1. 「NGな場所・危険な場所を避ける」

  2. 「縦の長さに加えて【横幅が広いこと】」

  3. 「平らなこと【地面の質】」

  4. 「視野が開けていること【開放感】」

次回の記事もお楽しみに。また、自転車の練習場所をお探しの方がいらっしゃったら、この記事を是非ご紹介ください。SNSやメールで簡単にシェアできます。


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