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日本初!?のアンケート結果。あなたは「自転車【反則金】導入」に賛成!?

更新日:2023年9月12日

皆さんこんにちは。アジア自転車教室主宰の松永です。9月に入って1週間がたちセミの鳴き声もかげを潜めはじめました。変わって夜には虫が鳴きが・・・。残暑ももう少しあるようですが、間もなく秋がやってきそうです。そして秋と言えば「秋の全国交通安全運動」が始まります。今回のブログはその運動にぴったりの内容ですよ。


8月の終わりにアジア自転車教室に参加していただいた皆さんへ「【反則金】アンケート」のご協力をお願いしました。お忙しい時期にも関わらず、111名の方からご回答をいただくことができました。本当にありがとうございました。


「アンケート」という形で皆さんとコミュニケーションをとったのは、今回が初めてでした。【反則金】のみならず、自転車事故や危険運転、交通ルールに対しての関心の高さを知ることができました。それでは結果をご紹介していきます。

(2023年8月23日~9月4日、アジア自転車教室参加のうち2,000名へ依頼、111名より回答)


1)90%以上が【反則金】の導入に賛成




まず初めに【反則金】制度の導入について「賛成か、反対か」ということを伺いました。グラフで分かるように、賛成が93%、反対が7%、という結果になりました。【反則金】の導入についてはほとんどの人が「賛成」 である、ということがわかりました。


2)賛成理由「危険運転者の処罰を期待している」


では次に「賛成の人がどのような期待を持っているか(賛成において何を考えたか)」ということを伺ってみました。




1>一番多かった回答は「道路には危険運転者が多い、そんな彼らを処罰して欲しい」でした。半数に近い46%の回答率を得ました。道路で「信号無視、わき見運転、スピードの出し過ぎ・・・、まじかにこうした危険運転者を見ることが多い」ということだと思います。事故を起こす前に「有無を言わせず罰して欲しい」。そういったことを期待せざるを得ない、そんな結果が出ていると感じています。


2>二番目に多かった回答は「事故が減ること、抑止力としての期待」でした。自転車事故は依然として数多く起こっています。【反則金】導入で、社会から自転車事故が無くなって欲しい、そうした願いを持っている方がたくさんいる、ということが分かりました。


3>三番目に多かったのは「交通ルールの周知につながっていく」という回答でした。自転車は軽車両ですから「道路交通法」が適用されます。しかしながら「交通ルール」を認識して自転車に乗っているかというと、すべての人がそうではないのが実情です。【反則金】の導入で交通ルールの認知度が高まることを期待せざるを得ない状況もある気がしました。


4>四番目にはなんと「自身が事故等に巻き込まれた経験があってそんな思いはもう二度としたくない」という意見が入りました。自転車に乗っていて事故を見たり聞いたりするだけではなくて、自分自身も巻き込まれた経験がある人が少なからずいる、ということがわかりました。


3)80%の人が「交通ルール」を認識


今回のアンケートでは、「交通ルールそのものを知っているかどうか」も聞いてみました。




結果ですが「よく知っている+なんとなく知っている」方が8割を占める結果となりました。一方で「ほとんど知らない+全く知らない」と回答した方も2割いました。自転車の交通ルールが存在している、ということは認識されていると思いますが、具体的にどのレベルまで知っているのかというと今回のアンケートでは明らかにできていません。【反則金】は「どの交通ルールを破れば支払わなければならなくなるのか」が明らかになってきたとき、そのルール(条項)を知っているかどうか、また改めて確認する必要があるような気がしています。


4)「交通ルール」を習ったことがある人/ない人、世の中には50:50、半々で存在


最後に「交通ルール習ったことがありますか」という質問をしてみました。






ほぼほぼ同じ比率で、習ったことがある人もない人も世の中には半々で存在している、という結果を得ることができました。さらに「習ったことがある」という人の回答を確認してみたところ、「小学校」が7割をしめる結果となりました。「何年生で習うのか、どんな内容なのか」までは踏み込んでいませんが、大変興味ある結果となりました(2番目に多い「学校」とは小中高等の記載が無く「学校」等のみを記載した人たちの数値です)。なお、私たち「【アジア自転車教室】で交通ルールのことを初めて知りました」という方が1名おられました。交通ルールの周知に貢献できている、ということが分かって大変嬉しい限りです。ありがとうございます。



最後に:交通ルールの周知徹底が最大の課題


いかがでしたでしょうか。今回、私たちは「自転車の反則金導入に賛成か反対か」ということに対して、おそらく日本で初めて(アジア自転車教室調べ)アンケートをとらせていただきました。大変興味深い結果が得られたと思っています。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


今回、私たちのほうで特に興味を持っている回答/注目しているポイントは「反則金の導入において、賛成でも反対でも「【交通ルールの周知】が大事である」という回答が出てきた、ということです。


今回「反則金の導入に反対」という意見が7%あったのですが、その内容は「子どもから反則金を取るのか」「交通ルールの周知がまず先ではないか」という意見でした。現実的に自身を振り返ってみても、自転車に乗れるようになって道路を走行したとき「信号を守る」ということは教えてもらっていたとしても、その他の大事な交通ルールについてはほとんどの方が知る機会が無いと思います。幼少期でも学生時代でも成人しても、初めて自転車に乗れるようになった時、交通ルールを知る機会は恐らくほぼほぼ「現状では無い」のではないでしょうか。車に乗れるようになった/自動車免許を取得した、そういった際は、自動車教習所で交通ルールを学びます。自転車に関しては乗れるようになった時、保護者から「信号ちゃんと守るのよ」等々を言われるぐらいが現実なのかもしれません。


ですから、反則金導入の際ポイントになるのは「どうやって交通ルールを知ってもらうか・認知させるか」が重要な課題の一つになると考えています。それを一緒にセットで「反則金の導入検討を進める」ことを進めて欲しいとアジア自転車教室は認識しています。


アジア自転車教室は「自転車に乗れない人に対して、自転車に乗れるようになるための乗り方を教える教室」です。もちろん私たちのカリキュラムでは交通ルールについても(ポイントを絞って)伝えています。だから私たちアジア自転車教室も、他人ごとではなく、もっと頑張らなければいけない、と今回の結果をみて改めて思いました。


警察庁、自治体/関連行政機関、自転車業界等々の皆さんとも、今後喜んで一緒に協力していく所存です。自転車関連で頑張っている、例えば私たちのような教室現場が「交通ルールを伝えていく」という機能を実践していかない限り、罰則を導入したとしても「絵にかいた餅」状態になってしまう可能性もありますから。

また次回、こうしたアンケートを行って皆様の意見や考えを取りまとめてみたいと思っています。ご協力いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


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